「新人には開発作業をさせたい」だったらうちによこすのは間違い

開発してて楽しいと思うのかどうかが問題。なんか単に言わされてるだけじゃないのか?と。自分が新人の頃を思うに、何をしたいと言われて、開発したいと言う以外に何をしたいと言っていいのかわからなかったのではないかという気もする。社の作業の品質を向上させるためにISOほげほげに従った作業管理を推し進めたいです、とか、業務効率化のためのツールを日々試しては捨て、そのインストール日記を公開するだけで仕事にしたいです、とか、そういうことは思いつかない。いや、必要だと思いますよ。だからそういう作業も本気でやる専門家は欲しいです。現場も知ってる専門家ね。うまく折り合いを付けてほしいもんです。いまや、ファイルをメールで送るだけでも一苦労ですから。日々、忌野清志郎の「世の中が悪くなって行く」が頭の中を駆け回っています。
そういえば私がむかし配属された直後あたりの作業で印象深いのって、

  • 配属先で購入したソフトウェアのユーザー登録はがきをたくさん書いた(ちゃんと買ってるんだ!すごいね!
  • NISの設定がまずくて上がらないマシンを治すためだけに東京から京都まで出張した(TAPEから起動するんだよ!
  • なんか知らないけどオープンソースのプロダクトを「この」OSでmakeを通す作業(これは楽しい!

くらいか。なんか単に社内のシステム管理者ってところだな。
私が離れてからはOS Xの大量導入まであったみたいで、楽しさから言ったらそっちの方がいいと思うんだけどなぁ。
ちなみに、うちにきたって開発は無い。でもC言語で書いた歴史ある業務系のプログラムを見ることが出来るという点では希少かな。そこらへんから急募した人間集めて作ったJavaプログラムを見るよりは数倍ためになるね。
...や、もちろんコンパイラの変更に従って今更発現するバグも無いわけじゃないんだけどさ。